山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

ワクチン副反応時の解熱鎮痛剤

ワクチン副反応時の解熱鎮痛剤

ワクチン接種後、特に2回目接種後は、多くの人に発熱、頭痛、倦怠感などの全身性副反応が起こります。これはワクチンに対する免疫反応のひとつで、数日で軽快します。ワクチンの効果が低下するのではと、解熱鎮痛剤の使用に不安を持つ人がいるようです。アスピリン、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)ではなく、抗炎症作用の少ないアセトアミノフェン(カロナールやタイレノール)を服用した方が良いという考えもあるようです。
妊娠時においては発熱や頭痛等の副反応に対して、アセトアミノフェンが推奨されています。

妊娠時以外の場合はどうでしょうか?

厚生労働省はワクチン接種の副反応に対して解熱鎮痛剤は使用して良いとしています。種類は明示していませんでしたが、6月25日に情報を追加し、アセトアミノフェンに加えて、NSAIDsも服用できるとしています。

またアメリカ疾病対策センター(CDC)は、NSAIDsを含む解熱鎮痛剤を使用して良いとしています。

さらにファイザー社が行った大規模臨床試験では、多くの被検者がNSAIDs等の解熱鎮痛剤を使用していました。(以下、論文のResult内の記載)
Younger vaccine recipients were more likely to use antipyretic or pain medication (28% after dose 1; 45% after dose 2) than older vaccine recipients (20% after dose 1; 38% after dose 2), and placebo recipients were less likely (10 to 14%) than vaccine recipients to use the medications, regardless of age or dose. 

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