山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

日本で注意すべきE484K変異(R1/B1.1.316)

R1/B.1.1.316 注意すべき第4の変異

注意すべきウイルス変異株としては、イギリス型(B.1.1.7)、南アフリカ型(B.1.351)、ブラジル型(P1)がよく知られていますが、日本国内では、もう一つの変異株であるB.1.1.316株が拡大しつつあります。この株はR1株と呼ばれることもあります。この第4の変異株は、感染性や病原性を上げる可能性が示唆されているN501Y変異はありませんが、ワクチンの反応性に影響する可能性が示唆されるE484K変異を有しています。発生源は不明ですが、海外から流入したと考えられています。関東全域で同定されています。
名称 由来 N501Y変異 E484K変異
B.1.1.7 イギリス
B.1.351 南アフリカ
P1 ブラジル
B.1.1.316 (R1) 不明(国外)

感染研の報告
新型コロナウイルスSARS-CoV-2 Spikeタンパク質 E484K変異を有するB.1.1.316系統の国内流入(2021年2月2日現在) (niid.go.jp)

ゲノムネットワークの図
483p02f01.gif (1200×900) (niid.go.jp)

東京医科歯科大からの報告
20210218-1 (tmd.ac.jp)

IBMの論文(査読前)
Introductions and evolutions of SARS-CoV-2 strains in Japan (medrxiv.org)
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